鉄道遊撃隊(九)

  鉄道遊撃隊(九)  
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三五里も進んだところで、棗林を通りすぎたころ、突然前の麦畑の中からたくさんの銃で撃ちこまれた。秦雄はあわててどなった。
「撃て!撃て!」
しかしその"自衛隊"はみなブルブル震えて手もうごかない。