鉄道遊撃隊(十)

  鉄道遊撃隊(十)  
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その日、監獄の門が開いた。芳林嫂は跳びおきるほど興奮したが、しかし外をのぞいて呆然とした。
来たのは老洪たちではなく、松尾が国民党の匪軍をつれてきたのだ。