鉄道遊撃隊(十)

  鉄道遊撃隊(十)  
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小林は談判の状況を聞き、あせって顔中汗だらけになった。ひそかにおもうよう、
「八路に武器をさしだせば、上は許さないだろうし、国民党はもっと許さないだろう。装甲車両の火力は強いから、戦闘してなんとかやりすごすに越したことはないな」