鉄道遊撃隊(十)

  鉄道遊撃隊(十)  
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小林は丸一日考えた。武器配備の帳簿をとりだし、中隊長をよんでもう一度談判に行かせ、ひとつ条件をつけるよう言いつけた。
「路上また緊急事態もあるかもしれない。二百丁の小銃を残すことを要求する。」