投降派宋江

  投降派宋江  
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 宋江は家の外で無駄にすごすこと一年あまり、ひっそりと家にかえってきたが、その夜に捕り手がやってきてしまった。しかし彼の言うよう、「捕まってしまうのはいいことだ。裁判で下される量刑には全ておわりがあるから、世間を逃げまわるのとはくらべものにならない。もし殺人放火のあんちゃんたちにばったり出会い、その魔手におちてしまえば、以後どうやって父の世話をできようか。」
 そして自首した。